訪問歯科診療 house
訪問歯科診療とは
足が悪い、寝たきりなどのご事情で、歯科医院への通院をあきらめていませんか?
当院では、歯科医師や歯科衛生士がご自宅や施設へうかがって、歯科医院と同等の治療を行う訪問歯科診療に力を入れています。入れ歯の製作や調整、むし歯や歯周病の治療、口腔ケア、食事支援、嚥下のトレーニングなどの幅広い診療が可能です。診療費には医療保険・介護保険が適用されますので、詳しくはお問い合わせください。
お口の健康は、患者さまが食事や会話の楽しみを失わないためにも大切です。当院では患者さまを想い、ご家族にも寄り添う診療をいたします。
受診される方へ
こちらをご用意ください。
・保険証
・医療証
・介護保険証(必要な場合)
・マイナンバーカード(お持ちの方)
・お薬手帳
安全性の高い歯科治療を行うには、患者さまの服薬状況を把握することが欠かせません。例えば、血液をサラサラにするお薬を服用中と知らずに歯を抜いてしまうと、血が止まらなくなる可能性があります。また、患者さまのアレルギーや持病も知る必要があります。
そのため服用しているお薬、注射や点滴で投与されているお薬、歯科治療を始めてから使い始めたお薬がわかるものを必ずご用意ください。
訪問歯科診療で
できること
むし歯・歯周病の治療
むし歯や歯周病は食事に支障が出るため、十分な栄養摂取ができなくなったり、胃腸に負担がかかったりして、全身の健康まで損なう可能性があります。
とくに歯周病は進行すると歯を失うだけでなく、誤嚥性肺炎・糖尿病・心疾患・脳血管疾患・認知症などの重篤な病気のリスクも高めてしまうため、予防と早期治療が大切です。
入れ歯の製作・調整
入れ歯は定期的にメンテナンスをしなければ、徐々にお口に合わなくなってしまいます。合わない入れ歯を使っていると、痛みが出たり、歯ぐきがブヨブヨになったりと、異常が現れることがあります。
訪問歯科診療ではご自宅や施設にいながら、昔作った入れ歯の調整や新しい入れ歯の製作が可能です。
口腔ケア
誤嚥性肺炎をはじめ全身疾患を防ぐためには、お口を衛生的に保つことが重要です。そこで、歯科衛生士が定期的に訪問し、歯石の除去や口腔機能訓練などの専門的なケアを行います。また介護をされる方へのアドバイスや、普段の口腔ケアについてのご相談も承ります。
嚥下検査
摂食嚥下リハビリテーション
摂食嚥下(せっしょくえんげ)とは、食べ物を認知し、口に運び、咀嚼し、飲み込んで、胃に送るまでの一連の動作のことです。摂食嚥下機能が低下している患者さまには、まずは検査によって今の状態を把握し、リハビリテーションによって機能の改善をめざします。また、介護食のアドバイスや食事支援、栄養指導なども行います。
定期検診
お口の病気は「予防する」よりも「治療する」方がずっと大変です。そのため、体力が落ちているご高齢の方、要介護状態の方こそ定期検診を受診し、むし歯や歯周病、口腔機能低下の予防に努めましょう。
訪問歯科診療の流れ
お申し込み
まずはお電話にてお問い合わせください。
ご本人はもちろん、ご家族やケアマネージャーの方からのお問い合わせも承ります。
訪問日時の決定
ご希望をうかがって、初診の訪問日時を決定します。
初回往診
お約束の日時に歯科医師・歯科衛生士がご自宅や施設に訪問します。まずはお口や全身の状態を確認させていただき、今後の治療計画をご相談しながら決めます。
治療継続
治療計画に同意をいただけましたら、診療を開始いたします。
その日の体調やご希望を考慮して臨機応変に対応しますので、気になることや心配なことがあれば、遠慮なくお話しください。
治療完了
治療が終わったあとも健康な状態を維持するために、メンテナンスや口腔ケアを定期的に受けるようにしましょう。当院では患者さまやご家族に寄り添い、お口を通して健やかな生活をサポートいたします。